すき焼き
子供から大人まで、み〜んな大好きな「すき焼き」。グツグツと煮えたお肉に、生卵を付けて食べると・・・お口がとろけてほっぺも落ちる! そんなみんなに愛される日本食「すき焼き」のルーツを探ってみたいと思います♪
すき焼きって?
浅い鉄鍋でお肉を焼き、割り下で煮てからいただく食べ物を「すき焼き」といいます。日本を代表する料理「すき焼き」のメインはなんといっても牛肉! 他の具材(春菊、ねぎ、しいたけ、豆腐など)を添えて、割り下(醤油と砂糖でできたタレ)で味付け・・・煮えたら、生卵とともに「いただきま〜す!」・・・おいしいですよね♪ ちなみに、牛肉を使うことから「牛鍋(ぎゅうなべ)」っていう別名もありますよ。
すき焼きのルーツ
なんと「すき焼き」の語源は、はるか昔江戸時代から存在します。それは、「鋤焼き(すきやき)」。この「鋤焼き」とは、農具でもある鋤(すき)を火で熱し、鶏肉や鯨肉などを熱して食べたことから「鋤焼き」と名付けられたようです。それが現在でも「すき焼き」という名でみんなに親しまれているんですね♪ 他にも色んな説があって、薄い肉「剥身(すきみ)」を使っていることから「剥き焼き」・・・という説や、350年以上も前から伝わる日本料理「杉やき(魚介や野菜を杉箱で味噌煮する料理)」がルーツ・・・という説。さらには、好きなものを焼くから「すき焼き」という説まで、さまざま。一体どれが本当の説なんでしょう?
すき焼きの作り方【地域別】
これは有名な話ですが、関東と関西では「すき焼き」の作り方に大きな違いが見られます。また、他の地域でもその作り方はさまざま。そんな「すき焼き」の作り方を地域別に見てみましょう!
すき焼きレシピ【関東ver.】
関東では、明治時代に流行した牛鍋が「すき焼き」のベースとなっています。割り下で牛肉を煮るのが「関東風すき焼き」の特徴といえるでしょう。
材料4人分
牛肉400g、白菜1個、春菊1束、白ねぎ2本、しらたき1玉、しいたけ12枚、焼き豆腐2丁、割り下(だし汁1/2カップ、醤油1/2カップ、みりん大さじ3、砂糖大さじ3、サケ大さじ4)、卵4個
作り方
- 材料を食べやすい大きさに切っておく。
- すき焼き鍋を熱したら割り下を入れ、肉や野菜を一緒に煮る。
- 材料に火が通ったら、生卵に付けて食べる。
- 旨味の凝縮された汁にうどんを入れて、汁ごと完食♪
すき焼きレシピ【関西ver.】
関西では、牛肉を「焼く」という「すき焼き」本来の手法を貫いています。割り下を使わず、砂糖と醤油で直接味付けをするところが特徴の1つでしょう。
材料4人分
牛肉400g、白菜1/2個、菊菜1束、青ねぎ2本、たまねぎ1個、干ししいたけ6個、糸こんにゃく1玉、焼き豆腐1丁、麩6個、牛脂1かけ、調味料(濃口醤油1/3カップ、砂糖大さじ3、サケ大さじ4)、生卵4個
作り方
- 材料を食べやすい大きさに切っておく。
- 熱したすき焼き鍋に牛脂をひき、牛肉を火が通るまで焼く。
- 焼けた肉の上に、調味料(砂糖、サケ、醤油の順)を入れる。
- 牛肉以外の具(野菜、豆腐など)を入れ、水や昆布だしを加える(野菜から水分が出るので、加えなくても大丈夫)。
- 材料に火が通ったら、生卵を付けて食べる。
※他にも、北海道や東北の一部では「すき焼き」に豚肉が入れられたりする。これは、通称「肉鍋(にくなべ)」とも呼ばれ、その地方では親しまれているんですよ♪
すき焼き(SUKIYAKI)秘話
外国で「SUKIYAKI」というと、料理ではないすき焼きが連想されます・・・一体それはなんでしょう? ご存知の人も多いと思いますが「SUKIYAKI」とは、1961年に発売された坂本九の大ヒット曲「上を向いて歩こう」の英語名です。どうして「SUKIYAKI(すき焼き)」という名前になったのか・・・それは、最初にイギリスでこの曲を演奏したケニー・ボールがきっかけでした。「上を向いて歩こう」という曲名でなく短くてわかりやすい日本語のタイトルを付けようと考えた彼でしたが、知っている日本語は「SUKIYAKI(すき焼き)」と「SAYONARA(さよなら)」の2つだけ。「SAYONARA(さよなら)」では暗すぎるし、彼の所属する「パイ・レコード」の社長、ルイス・ベンジャミンの好物が日本料理だったことも手伝って「SUKIYAKI(すき焼き)」というタイトルが付けられることになりました。では、もし知っている日本語が「しゃぶしゃぶ」だったら、「SYABUSYABU」になっていたんでしょうか・・・?? ちょっとした疑問です♪
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